「雨にも負けず、いじめにも負けず。」Boston Dynamicsの人型ロボットが凄い。

投稿者: | 2016年2月24日

 

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Photo from Boston Dynamics

ついにここまでロボットは進化したのかと驚愕しました。

上の写真は、Boston Dynamicsが開発しているヒューマノイドロボット「Atlas」の写真。

開発者がAtlasを棒でなぎ倒して、ロボットの自己補正機能をチェックしているところです。

 

このロボットの何がすごいのか?それは、なんといってもその人間のような動き。

でこぼこの地面でも、雪の中でも、倒れることなく自分で歩行します。バランスが崩れかけたとしても、人間と同じように体の各部分の位置を調整することで、自分でバランスを保つことができるんです。

 

今回公開されたAtlasの動画でも、Boston Dynamicsの恒例の「ロボットいじめ」の様子がみれます。なんだか可哀想になるぐらいボコボコにされてますね。(笑)

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Boston Dynamicsとは?

このAtlasを開発しているBoston Dynamicsはアメリカのロボット開発企業。もともとは3Dシュミレーションを用いた、アメリカ海軍用のトレーニングビデオの更新の業務を行っていました。

その後ロボット開発をスタートさせ、2013年にはグーグルに買収されたことでも話題を呼びました。

このBoston Dynamics、今回紹介しているAtlasの他にもさまざまなロボットを開発しています。

その中でも個人的に好きなのがこの「ワイルドキャット」というロボット。足それぞれが別々の動きをする、「ギャロップ」といわれる走り方が可能で、その姿はまるで生きている馬そのもの。

このワイルドキャットの前身である「ビッグドッグ」は、戦闘時に起伏の多い地形でも歩兵に随伴できる輸送用のロボットとして開発され、2012年からアメリカ海兵隊で運用試験が始まりました。ただ、昨年の12月に「エンジン音がうるさすぎて、味方の位置がバレてしまう」という理由で現時点では採用は見合わせになってしまいました。

もし採用されていれば、「ターミネーター」の世界のように、ロボットが戦場を駆け回るという世界が実現していたかもしれません。

 

新型Atlasのすごいところ

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Photo from http://www.kotaku.jp

今回は発表されたAtlasは、旧型と比べて体もだいぶスリムになり、体重も81kgほど。成人男性と同じくらいの体重です。

ただ、Atlasのすごさはそれだけじゃないんです。

なんと、Atlasは周囲の情報を、ディープラーニング強化学習と呼ばれる技術で認識しているという見方もあるようなのです。

ディープラーニングとは、画像データから特徴を自動的に抽出して、その物体を認識する技術。例えば、あらかじめ「自分の家の犬」の画像を見せて、「これは犬だよ」と教えてあげれば、あとはどんな犬を見たときでもそれを「犬」と認識できることが可能になります。

強化学習とは、人間の子供のように、「繰り返しやってみて覚える」ということを可能にする技術です。

つまり、もしこのAtlasにこの2つの技術が搭載されているとすると、将来的にはAtlasを訓練をし、兵士として育てあげるといったことも可能かもしれないのです。

 

ワクワクするのと同時に、なかなか恐ろしい未来像ではありますが、今後も注目です。

 

[今日の一言]

最後まで読んでいただいてありがとうございます!今日のトロントは雪のち雨でブーツがダメになりました!

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木村 拓哉

1991年、愛知県生まれ。カナダを拠点にフリーライター/翻訳家として活動。このブログでは自分の興味関心ごとをマイペースに更新していきます。ベンチャー企業、テクノロジー、WEBサービス、働き方など。自身が運営するWEBマガジン「CanadaLifeMagazine」ではカナダの生活情報を発信中です。詳しいプロフィール

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