トロント発の「おもちゃ」が世界へ

投稿者: | 2016年2月23日

こんにちは。木村 拓哉(@Takuya_CLM)です。

皆さんは最後にいつおもちゃで遊びましたか?

 

どうやら、大人もおもちゃで遊ぶ時代がやってきたようです。

今日紹介するのは、「Twenty One Toys」というトロント発のスタートアップ。そしてその企業が展開している「おもちゃ」がこちらの「The Empathy Toy」です。

toys_empathy_close-up-of-toy-pieces

Photo from http://twentyonetoys.com

 

一見すると、ただの不思議な形をした積み木なんですが、このおもちゃが今では40ヵ国の学校や企業で使われているというのだから驚きです。

 

このおもちゃの遊び方は簡単。

2人1組でペアになり、まずそのうちの一人がこの積み木を使って自由な形を組みあげます。そして、そのあともう一人がそれと全く同じ形を再現するのです。

 

ただし、二人とも目隠しをして。

 

つまり、この二人は「言葉」という情報だけでその形を再現しなければいけません。作った側も、自分が目隠しをして組みあげたそのおもちゃの形を、言葉と想像力だけで伝えなければいけないですし、そのパートナーも言葉で受け取った情報だけを頼りにその形を再現しなければいけないんです。

 

なんとも難しそうなタスクですが、これがかなり面白いらしく、おもちゃを楽しんでいる「大人たち」はとても楽しそう。(笑)

“How the game is played essentially reveals how the person deal with frustration and how they creatively communicate with others.”

このおもちゃで遊ぶことで、その人がどうやってそのイライラする状況に対応するのか、また、どう想像力をはたらかせてパートナーとコミュニケーションを図るのかを明らかにさせるのです。(From TorontoMetro)

とTwenty One Toysの創業者である、Llana Ben-Ali(@IlanaBenAri)はいいます。

 

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Empathy Toyを発表してまもなくして、このおもちゃに目をつけたのは意外にも教育機関ではなく、企業でした。

カナダ国内の銀行など各社が、研修用のツールとしてこのおもちゃを使うようになったのです。多国籍化が進むカナダの企業だからこそ、従業員間の良い人間関係の構築はとても重要。そのためのトレーニングとしてこのおもちゃを採用しました。

 

発売から3年。この流れはとどまることを知らず、今では世界中の企業、大学などで採用されており、近々香港のMBAの授業でも取り入れられる予定なのだとか。

 

そんなおもちゃのベンチャー企業「Twenty One Toy」は今、新しいおもちゃを開発中。

その名も「Failure Toy(失敗のおもちゃ)」。

「失敗は人生の一部なんだ、ということを教えてくれるおもちゃ」なのだそうです。ユニークなネーミングもあって、完成品がとても楽しみです。

 

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今日はトロント発のスタートアップを紹介してみました。トロントに住む私としては、こんなエネルギーに溢れた企業が同じトロントで活動してるとは嬉しい限りです。

Llana Ben-AliさんはTEDxでもスピーチしているので興味がある方は見てみてくださいね。

 

[今日の一言]

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!今日のトロントは暖かいですが、明日は雪になるそう。。

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木村 拓哉

1991年、愛知県生まれ。カナダを拠点にフリーライター/翻訳家として活動。このブログでは自分の興味関心ごとをマイペースに更新していきます。ベンチャー企業、テクノロジー、WEBサービス、働き方など。自身が運営するWEBマガジン「CanadaLifeMagazine」ではカナダの生活情報を発信中です。詳しいプロフィール

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